ドイツ・ベルリン  2018冬

ベルリンを歩いてみましょう。

ドイツの首都・ベルリン。ナチス政権の登場で敗戦後、町は東西に分断されました。しかし1989年11月9日、東西を分断していた壁に突然穴があき、翌年、東西ドイツは再統一を果たしました。

ベルリンはとても広いので、見て回るには電車も使いましょうか。

 

まずは、クーダム周辺を歩いてみましょう。

クーダムは、旧西ベルリン時代のメインストリートで、デパートや多くのショップが並んでいます。

ベルリンの西の玄関口・ツォー駅で降り、カイザー・ヴィルヘルム記念教会の方へ行ってみましょう。

1943年、空襲で破壊されてしまったネオロマネスク様式の教会です。戦争の悲惨さを伝えるモニュメントとして、残った塔の部分は崩れたままの姿で保存されています。隣の八角形の建物は新教会です。

古い塔の中の記念ホールにある修復されたモザイク天井
新教会の内部 斬新な青いステンドグラスと金色のイエス様

教会の横のクリスマスマーケットに行ってみましょう。

教会の前の大きなツリー
シュトーレン屋さん、クッキー屋さん

クリスマスマーケットを一回りした後は、ベルリン動物園の方へ行きましょうか。ドイツ最古の動物園が見下ろせるカフェがあるのです。

窓の向こうに動物園が見下ろせます
中央やや下にゾウが見えます

暗くなるまで待って、またカイザー・ヴィルヘルム記念教会の方へ行ってみましょう。

新教会内の明かりが、昼間見た内部の青いステンドグラスを通して浮かび上がっていますね。壊れてしまった塔もライトアップされています。その手前にはクリスマスマーケットがきらきらと光っています。

クリスマスマーケット内には小さい遊園地もあります

寒いですけど、通りを歩いてみましょう。この時期の町はきっと綺麗ですよ!

ベルリンのマスコットの熊
丸・三角・四角のビル群
綺麗に飾り付けされたメイン通り

歩いていると、老舗デパート・カーデーベーに着きました。ドイツ語で、Kaushaus des Westens(西のデパート)の頭文字をとったものです。素敵なライトアップですね。

カーデーべーの中にフィンランドからやってきたサンタさんがいました

さて、今日もたくさん歩いてお腹が空いてきましたね。カーデーベーでサンドウィッチとサラダを買って、あとは途中でベルリン生まれの焼きソーセージ”カリーヴルスト”を買って、ホテルに帰りましょうか。

今日はたくさん歩いて、たくさん見て、楽しい一日でしたね。また明日も楽しみましょう。

 

 

 

今日は、ウンター・デン・リンデン(菩提樹の下という意味)周辺に行ってみましょう。

ここは、ベルリンの歴史と文化遺産を見ることのできるエリアです。

無印良品の向こうにテレビ塔

ベルリンの町の歩行者用の信号機は、ハットを被った男の人の 止まれと進め になっています。これは、旧東ドイツの信号機(アンペルマン)を採用したものです。可愛いですね。アンペルマングッズのお店もあります。

赤と緑のアンペルマン
アンペルマン ショップ

 

今日はとっても楽しみにしていた、ベルリンフィルのコンサートを聴きに行く日です。始まる前にロービーで、ワインと、中にバターの入ったプレッツエルを食べましょう!

ベルリンフィルハーモニー

いやー 素晴らしかったです! 一人一人が最高峰の演奏家達が一つに集まって演奏をすると、こんなにも心を揺り動かされるのですね。いつかまたここベルリンで聴きたいです。

感動を後に、町を歩いてみましょう。

 

たくさんのコンクリートブロックが現れました。ここは、虐殺されたユダヤ人の記念碑です。高さが色々あり、迷路のようですね。地下に展示室があります。悲惨な過去を改めて感じます。

ユダヤ人犠牲者記念館

さて、先へ進むと、アテネの神殿の門を手本にして建てられた凱旋門・ブランデンブルク門が見えてきました。東西分裂時代は門のすぐそばに壁が築かれていたため、この門をくぐる事は出来ませんでした。

大きなクリスマスツリーがありますね。

クリスマスのブランデンブルク門

さらに先へ進みましょう。

ジャンダルメン広場に来ました。コンツェルトハウス・ベルリンを挟んで、二つのそっくりな教会が建っています。フランスドームとドイツドームです。広場では、クリスマスマーケットが開かれていますね。

フランスドーム
ドイツドームとジャンダルメン広場のクリスマスマーケット

 

さて、今日も一日たくさん歩きました。電車に乗ってホテルへ帰りましょう。電車の窓ガラスに、ブランデンブルク門の絵が書かれていますね。

 

 

戦争の悲惨さを示しながら今は活気に溢れている、歴史の渦に翻弄された町 ベルリンでした。

 

 

さて次はデンマークに行きましょうか。

 

 

 

 

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