ドイツ・ヒュッセン ホーエンシュバンガウ 2018冬

ドイツ・バイエルン州を通っているロマンティック街道沿いの町 ヒュッセン・ホーエシュバンガウ

ヒュッセンを歩いてみましょう

車窓から見えるアルプスの山 あの麓にノイシュバンシュタイン城があります

ミュンヘンから列車に乗り約2時間、ヒュッセンに到着です。ここはノイシュバンシュタイン城へ行く時に必ず通る、小さな町です。でも、ノイシュバンシュタイン城へと先を急がず、ちょっとこの町も覗いてみましょう。

 

ヒュッセン駅を出て3分程歩いた所に、歩行者天国のライヒェン通りがあります。

なんてすっきりとした可愛い町でしょう!

まっすぐ歩いていってみましょう

ライヒェン通り
ライヒェン通りの小さなクリスマスマーケット

突き当たりまで来ました。

数軒のクリスマスマーケットが開かれています。いいですね! みんなホットワインを飲んでます。

クリスマス小屋の後ろにある大きなクリスマスツリーの向こう側を回って、来た道を振り返ってみてみましょう。

カフェ、パン屋さん、スキーウェアー屋、お土産屋さん…

なんて可愛い家々なんでしょう!

さてさて、ホーエンシュバンガウ行きのバスの時間が迫って来ました。離れ難いですが、来た道とは違う横道を通ってヒュッセン駅まで戻りましょうか。

横道に入っても、可愛い家々が続いていますね。

横道のお店

 

 

ホーエンシュバンガウを歩いてみましょう

 

ヒュッセン駅からバスで10分、ホーエンシュバンガウに到着です。もうあたりはすっかり暗くなってしまいました。今日宿泊するペンションに、歩いて向かいましょう。

左側のドアと右側の窓から

なんて素敵なペンションなのでしょう。

そしてこの部屋、とっても楽しみにしていることが!

ベランダへ出るドアを開けると、青白くライトアップされたノイシュバンシュタイン城が、ベッドの頭の所の窓から外を見ると、暖色にライトアップされたホーエンシュバンガウ城が、よく見えるのです。

ドアの向こうのノイシュバンシュタイン城
窓の向こうのホーエンシュバンガウ城

なんて素晴らしいのでしょう!

暖かいコーヒーを持って、ベランダに出ましょう。寒さを忘れて、何時間でもいられますね。

さて、6時を過ぎたので、夜ご飯を食べに出かけましょうか。

ペンションの外に出て山の中腹を見上げると、左手にノイシュバンシュタイン城が、右手にホーエンシュバンガウ城がくっきりと浮かび上がっています。すごく幻想的ですね。

辺りには誰もいません。静まりかえっています。今、この二つのお城を見ているのは、私たちだけに違いありません。感動的です。

ノイシュバンシュタイン城
ホーエンシュバンガウ城

一本道を進んで行きますが、開いているレストランが全く見当たりませんね。このレストランも、もう終わっていますね。

可愛いホテルとレストラン

この時期は観光に来る人が少ないから、レストランも早仕舞いなのですね。

仕方ないので、ゆっくり歩いてペンションに帰りましょう。二つのお城を独り占めしながら。

今日の夜ご飯は、持ってきたパンとチョコと紅茶で。

外を歩いて冷えたので、湯船にお湯を張って温まりましょう。その前に、も一度ベランダに出て、ノイシュバンシュタイン城を見ましょう。

ベランダからの夜のノイシュバンシュタイン城

静かですねー 綺麗ですねー

明るい時はどんな風に見えるのでしょう。楽しみにしながら寝ましょう。

 

 

 

 

夜中に、何回も何回も外を眺めました。朝まで二つのお城は、ずっとライトアップされていました。

今日は、雪模様ですね。

ベランダからの朝のノイシュバンシュタイン城

さて、とっても素敵だったペンションを出発して、いよいよノイシュバンシュタイン城へ向かいましょうか。

素敵なペンション・森の向こうにノイシュバンシュタイン城
歩いている道からのホーエンシュバンガウ城

ホーエンシュバンガウ城を眺めながら、ノイシュバンシュタイン城への登山口へ向かいましょう。

この時期なので、当日券でお城の中に入れそうです。

お城までは馬車に乗って行きましょうか。

この2頭が頑張ってくれます ありがとう!
ノイシュバンシュタイン城 入り口付近

さあノイシュバンシュタイン城に到着です。

入場時間までにはまだ時間があるので、少し離れたマリエン橋からノイシュバンシュタイン城を見てみようと思ったのですが、今日は前日に降った雪で足元が悪いので、閉鎖されています。残念。

遠くに見える マリエン橋

さて、入場時間がきましたので、中に入りましょう。

日本語のオーディオガイドを借りて、ガイドさんについて行きましょう。。城内は撮影禁止ですが、一部撮っても良い所があります。

お城の窓から見える ホーエンシュバンガウの村とアルプ湖とホーエンシュバンガウ城
お城の窓から見える プランセの村とハイターヴァンガー湖
お城の窓から見える ペンション

 

ノイシュバンシュタイン城は、ルートヴィヒ2世によって19世紀に建てられた比較的新しいお城です。17年の歳月と巨額の費用をつぎ込んで、自分の夢を実現させようと造った白亜の美しいお城です。ルートヴィヒ2世は、幼少期、多忙な両親にかまってもらえず、読書に没頭し、古代神話や中世の騎士に憧れを持つようになります。また、ワーグナーをこよなく愛し、城内の壁面にはオペラの名場面が多くの描かれています。お城の名前の白鳥城も、オペラ”ローエングリン”の白鳥伝説に由来するそうです。バイエルン王となったルートヴィヒ2世は生涯独身で、巨額な費用をこのような音楽と建築につぎ込み、孤独で狂気に満ちた運命は、シュタルンベルク湖で謎の死を遂げて終わります。彼は、もし自分が死んだら、この城は誰にも見せること無く、壊して欲しい と遺言を書いていたそうです。しかし皮肉なことに、今ではこのノイシュバンシュタイン城は、ドイツで最も有名なお城となり、観光客がたくさん訪れています。ルートヴィヒ2世はあの世でどう思っているでしょう…

さあ、ここでガイドツアーも終わりです。城内のカフェでひと休みしてから、下に降りて行きましょうか。帰りは下りですので、歩いて行きましょう。

ノイシュバンシュタイン城のカフェ
当時の厨房 銅製の鍋がたくさん
ホーエンシュバンガウ城方向への帰り道

 

さて、とっても静かで幻想的だったホーエンシュバンガウを後にして、列車でミュンヘンへ戻りましょう。

車窓から遠くに見えるアルプスの山々 さようなら

 

 

ロマンティック街道のフィナーレの町 ヒュッセン・ホーエンシュバンガウでした。

 

 

さて次はベルリンに行きましょうか。

 

 

 

 

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